皆さん、今年の花見は済みましたか? 今日7日は“春の嵐”の予報なので、東京の桜はかなり散るのでは?と思われます。 今年も桜満開のなかの出棺がありました。生憎の曇り空でしたが、 「あー、お父さんを桜のなかで見送れる!」 と、ご家族は満足そうに話しました。
桜が綺麗なのは一週間から10日ほどなので、そこに日程がちょうど合うのはなかなかありません。そして式場の位置もあります。 この日の出棺は横浜市緑区。ここを走る『環状4号線』の両側には桜が植えられています。なので、ここを走ると桜のトンネルを通っているようなのです。横浜北部斎場という市営の火葬場があるのですが、ここに入る際は環状4号線を走るので、この光景がどうしても目に飛び込んでくるのです。 都内にもお花見しながら葬儀/火葬が出来る場所があります。 ・『桐ヶ谷火葬場近くのかむろ坂』 ここの桜のトンネルは有名です。しかも環状4号線よりも遥かに道幅が狭いので、より桜が迫ってくるように見えます。首が疲れます笑。 近くの目黒川の桜も多くの花見客が訪れます。 ・『堀ノ内火葬場』 敷地内に桜が多く植えられていますし、周りのお寺にもの桜がありますので、もう桜だらけ。一度、出棺時に風がぱーっと吹いて目の前が桜で見えないような事態がありました。掃除も大変ですが、見応え十分です。ただ車を停める場所にも注意。花びらだらけになります涙。 映画『お葬式』(伊丹十三監督)のなかで、主演の山崎努がつぶやく 「俺は春に死のう。桜吹雪の中で出棺・・いいぞ」 という台詞が、とても日本人の心情を表していて好きです。 どんなにいそがしくても、桜を愛でる(楽しむ)くらいの余裕は持っていたいものです。
桜サクラ