葬儀に携わっていますと、日程の関係でどうしても同じ日に葬儀を行う場合があります。土日だったり、友引の関係であったり・・
友引は基本的に火葬場は休みなので(やっている所もありますが)、その翌日はどうしても火葬場が混みます。その点でお客様の意に添えない時があるので心苦しいのですが、丁寧に説明してご理解をいただきます。
で、ダブル担当となるのですが、身体は一つなのでお通夜→翌日葬儀→出棺のその足でお通夜→翌日葬儀→出棺と動きまくります。
手配は間違いなくこなさないといけませんし、段取りもよーく考えます。協力業者さんにもよく説明して動いてもらいます。
結婚式は半年や一年前から準備できますが、葬儀はほんの数日で一生に残るイベントをこなさなければなりません。ご家族の心労は計り知れません。
一度、A葬儀とB葬儀の喪主様を間違えて電話してしまい
「源川さん、この間の話と違いますね・・」
と言われて赤面しました。違うご葬儀の話をしてはいけませんね。ただ平謝りです。
「忙しいのですね」
と笑われて事は済みました。以来十分気をつけています(当たり前ですが)
女性が喪主の場合は、なるべく下の名前で呼ぶようにしています。そのほうが間違えませんし、親しみが湧く気がしています。結婚すると名字は変わりますが、お名前は一生ものです。下の名前は大事にしたいと考えます。
葬儀は最初のお迎えの時から始まって、大体一週間から10日くらいのおつき合いですが、お客様の一生に残ることに関係しているんだと自覚して接していきたいと思います。
ダブル担当のはなし