雪の予報が外れてホッとしています。二週連続して大雪の日があった東京、特に二度目の雪は山梨などにも多大な被害をもたらしました。東名高速や中央道は通行止め、JR中央線も長く運行しませんでした。車中に閉じ込められた人も多かったといいます。 とにかく雪をなめてはいけません。二度目の雪が降った翌朝、サラリーマンが革靴でいつも使っているのでしょう鞄を手に持って通勤していました。彼は滑って転んだら受け身が取れないでしょう。どうして両手を空かそうとしないのか、靴を滑らないものにしないのか不思議です。歩きスマホもかなり見受けました。雪だっていうのに・・・本当に苦々しいです。 雪の葬儀現場も特に注意します。とにかく怪我人や事故を起こさずに出棺するまで気が抜けません。朝は出棺の二時間でも三時間でも早く出向いて雪かきをします。雪だと言って葬儀を延ばすことはほぼありません。霊柩車やマイクロバス、お寺さんや料理屋さんの車両が無事着くとほっとします。とにかく我々業者側の車が遅れてはいけないのです。今年ではありませんが、喪主様の車が雪で式場に来られず、直接火葬場で待ち合わせたこともありました。葬儀は喪主様がいないまま行ったのです。雪はそういうことも起こりえるのです。 会葬のお客様もとにかく足が滑らないよう、怪我のないように案内します。焦らずゆっくり進んでいただきます。雪のなかの葬儀が無事終わるとどっと力が抜けます。それくらい雪って気を遣うのです。雪をなめないで欲しいのです。
雪の葬儀現場