“スマホフリー”という言葉を朝日新聞のコラムで知り、ドキッとしました。 私はスマホを常用してはいませんが、ipadの恩恵を大いに受けていますし、携帯電話を手放すことはありません。コラムでは「四六時中スマホに縛られるのでなく、たまには解放されよう」という提言がありました。 ある会社ではスマホの普及により社員間での会話がめっきり減ったので、スマホを常用しない社員には奨励金を出すとしたところ、数人の社員が手を上げたそうです。社長曰く「徐々に増えればいい」。何気ない会話からアイデアが出たり気づきがあったりします。社長はそこに期待している訳です。
私も駅や街中で見かける歩きスマホには、人一倍敏感になっていました。この間降った雪の中でも歩きスマホやる若者がいるんだから危機意識も何もあったもんじゃない。転んだって当たり前でしょって話です。 雪の翌朝、ジャズを小さく聞きながらゆったりと電車の車窓を眺めていました。遠くに綺麗な富士山が見えました。雪のおかげで東京のスモッグも一掃されたのでしょうか。モバイルに視線を落としていたら決して見られない景色です。思わずニッコリしてしまいました。 こういう景色を写真に撮ることはしません。心のシャッターで映すのです。
スマホフリー