若葉がきれいですね。新しい“エネルギー”を感じます。

私はよくラジオのテレフォン人生相談を聴くのですが、今日の相談もまた重いものでした。

40代の主婦が、ある病気にかかりました。彼女は昔から親の言う事を聞く子に育てられ、結婚も親に無理矢理させられたそうです。仕事が好きで、旦那さんへの愛も感じぬまま子供を身ごもるも、このままでは家庭に縛られると無断で堕胎。その罪の呵責が消えずに自暴自棄になっていたところへ自身の病気が発覚。どうしたらよいかという相談でした。

こういうのを聞くと、私の悩みなど全然軽いものだなあと思います。世の中には本当に大変な想いをして過ごす方がいらっしゃいます。

この悩みに解答者は「人生の清算をされてみては?」とのことでした。命は借り物なのだから、いつかこれをお返しする時が来る。その時に恥ずかしくない、そして負い目も無い綺麗な体にしてお返しするのです。贖罪すべきはし、返すものは返し、感謝すべきは感謝して残りの人生を生きてみては?と。相談者は泣いていました。

明日の事は誰にも分かりません。明日の事より今日のこの一瞬です。何かをやろうとするのは生きていくエネルギーです。この相談者は電話までかけてアドバイスを受けようとした訳です。これだって立派なエネルギー、行動はそれだけでエネルギーですから。

エネルギーが尽きる最後の一瞬まで、私は歌を作り発信したいと思います。悔いの残らないように・・・

若葉のころ