70名の園児が先生方の尽力で、奇跡的に全員津波から逃れた岩手の保育園でした。

釜石は瓦礫の撤去が10パーセントくらいしか進んでいなくて、いまだに深い傷跡が残ります。3ヶ月なんてものの一瞬なのか、そんな気にさせる風景がいまだに広がっていました。

園の先生方も被災者です。しかし子供たちの前では暗い顔は出来ないと、がんばって仕事に当たられています。これを応援せずに何ができますか?そして子供たちの笑顔、何よりの宝です。 だから東京で暗い顔してる人を見ると、首をかしげてしまいます。あなたの悩みはそんなに大きいのかと。被災地その目で見てごらんなさいと。何に悩んでたかすら忘れますよ、きっと。 笑えるのであれば笑いましょう。暗い顔で仲間は絶対出来ません。もし出来てもそんな輪には私は入りません。

人生を生きるのはひとりです。しかしひとりきり、ということはありません。絶対に。
笑えるならば