歌を作るときは、いろんなことを考えます。
出来る時は一気にできるし、出来ない時はあーでもないこーでもないと逡巡して、結局あまりたいした出来にはなりません(涙)短時間のほうが良いものが出来るようです。
私はあべじゅんさんから歌詞をいただいて歌を作るし、自分一人でも作ります。常に思うのは
『それは想像を超えてるかどうか』
ということ。
私には作曲パートナーとプロデューサーがいます。まずはこの二人を感動させようと思います。だって身近の人間すら感動させられずに、どうして見も知らぬ誰かを感動させられるのか?そう思う訳です。
プロデューサーからは宿題をもらいます。お題だったりメロディだったり・・これがいい刺激になります。で、歌を作る。長年の付き合いだから彼が求めるもの/目指すものが何となくわかります。だからそれを超えないと、彼は満足しないのです。想像通りのものが来たって、人は満足しません。去年東京駅の駅舎などで行なわれた『プロジェクションマッピング』なるものが大反響でした。あれはいままで見たことないモノだったのです。普通の映画上映だったらああはなりません。見たことないもの=想像を超えるものだったからこそ、あれだけの人が押し寄せたのです。
知っているような歌/聞いたことのあるフレーズでは感動はありません。「そういう表現があるのか」「このフレーズで来たか」ここが勝負所です。チョコチョコやりません。バリバリと歌を書きます。
人生はあっと言う間ですから・・・