今年も何十万人もの方々が書くでしょうけど、私も書きます。 今日はジョン・レノンの命日です。 生きていれば御歳75歳!! 75歳のジョンってのは・・どうなのでしょうかね?
ポールのように数年に一度来日して歌ってくれたりしたのでしょうか(そうじゃない気はします=) ビートルズの初期作品を聴けば聴くほど、20代前半のジョンの声は素晴しい。「声は才能である」と高らかに教えてくれます。 もう一度書きましょう・・「声は才能」なのです。 阿久悠氏のあのガラガラ声で“舟唄”を歌われても全く響きません(たぶん)。幾ら作者だからといって歌ってもダメなものはダメで、あれは八代亜紀の声だからこそ響きます(きっと)。 ビートルズの曲は大抵ポールが高音、ジョージとジョンが中音と低音を行ったり来たりして、彼らのコーラスは見事なマジックを起します。ほかの二人は真面目?に歌うのに対し、ジョンは結構歌詞を間違えたりします。でも最後まで歌い切り「俺、間違えてなんかないよ」みたいな感じなのです。そんなザラザラ感/躍動感が音から伝わります。かっこいい〜 良い機会なので、もしビートルズを聴きたいという方がいるなら、ぜひオリジナルアルバムの1〜3枚目から聴いて下さい。間違っても最初に「アンソロジー」シリーズは手を出さないで下さい。あれは最後の最後。「1」も出来れば最後の方でいいかなあ。変な編集アルバムは後回し。彼らが本当に伝えたかったものはオリジナルアルバムとシングルにあります。その初期のアルバム3枚には、ほどばしるジョンの歌声が収録されているのです。 ちなみに・・・ “イマジン”という曲はビートルズの歌ではなく、ジョンのソロの曲です。 「ビートルズで何が好きかなあ?・・“イマジン”とか好きかな」 という台詞を人から何度聴いたことか。そんな時私は 「・・そうですか」っていいます。合掌。。。
声は才能〜ジョンの命日にて〜