CDの冒頭を飾る、渾身のギター一本弾き語りです。こんな迫力では二度と弾けない気がします。 ある日思ったんですね、「命って、いつかかえすんだな」と。自分のものではないとは思ってました。 いただいたんだと。で、これをいつか(=死ぬとき)かえすんだ、という結論に達しました。 自殺ってどうしていけないのか聞かれたとき、答えられない時期がありました。でもいまは堂々と答えます。 命は自分のものではないからだと。だからむやみに傷つけてはいけないし、大事にしなければいけない。 私の持論に、「自分を大事に出来ない人は、人を大事にできない」というのがあります。 自分を大事にできてこそ、人の優しさや行動が理解出来るんじゃないかと。命をかえすその日まで、丹念に生きましょう。
命をかえすその日まで 大事に使わせてもらいます
授かり物です 借り物です
その日がいつかは 知りませんが
期限が来るまで 精一杯
目の前のやらなきゃ ならぬもの
丹念に丹念に こなします
命が自分のものだなんて
思っちゃならない 自分では
傷つけず丁寧に おだやかに
なるべく笑って つき合います
自分以上に自分のこと
思える人が どこにいる
その日が来るまで 来るまでは
命を大事に使います
命をかえすまで・・
(みながわじゅん作詞『命をかえす日』)
収録曲せれなあで(2)『命をかえす日』