緊急地震速報の誤報について一言・・・たぶん「誤報をあんなに大げさにして!」などと言う輩が出てきます、絶対。

で、あなたはあの瞬間何かしたのですか?何か大損でもしましたか?あの速報で怪我でもしましたか?何もないでしょう。何もなくて良かったですね、が本当です。問われているのは危機管理能力です。

私はここで今年の祐天寺の盆踊り大会のことを書きます。

目黒区の祐天寺では盆踊りを“み魂まつり”と呼んで大々的に行ないます。境内にたくさんの出店が並び、多くの方がまつりを楽しみます。踊りは夜9時に終わります。予想されてた雨も踊り中は降りませんでした。すべてのプログラムを終えPAは“蛍の光”を流し、すぐ帰らそうとしました。「ただいま大雨洪水警報がでています。あと10分で目黒区に大雨が降ります。すぐお帰り下さい」何度もアナウンスされました。すぐ帰る方もいますが、帰らない方もいます。大勢の若者です。私は人が帰らないと片付けが開始できないので、「早く帰りましょう。雨が降りますよー」と口頭で言って回っていました。でも動かない。そして大雨/落雷です。しかもバケツをひっくり返したような雨です。

テントと鐘楼の下に集まる若者たち。落雷のたびに上がる悲鳴。でもそれを楽しんでる体もあります。上半身裸になる者や悠々とゲームをやる者までいます。それを見て

「ああ、地震が来たらみんな死ぬんだなあ」

私は心から思いました。危機意識が低いんじゃありません、無いんです。残念ながら正論だと思います。23区だってじゅうぶん津波は起こりえると南三陸町のボランティアセンター長さんが仰っていました。案の定目黒川は氾濫寸前。これが震度6、7が起きたらどうなるのか?そのあと津波ですよ。彼らは自ら津波に向かって行ったと思うしかない。

私は絶対生き抜きます。そういう装備をして心構えをしています。で、余裕があれば隣の人を助けます。それでいいと考えています。

昨日の誤報で電車が遅れました。それでもし「大事な商談がパーになった」とかいうのがいたら、まったくのナンセンス。あなたの危機意識を疑うべき。何が起こるか分からないのですから、電車は止まるもの/車は動かないものくらいに思うがいいです。本当にそれが大事な約束だとしたら、それより5時間でも10時間でも、それこそ前日から前乗りして準備してるくらいでないといけない。結婚する相手の親に挨拶にいくのに、ギリギリ着く計算のほうがみっともないしそれこそ失礼。そんな相手に大事な子供を預けられません。その程度の考えだってことなのです。物事は冷静に見ないといけません。

さあ、昨日の件でご自身の危機管理意識がはっきりしたと思います。これからどう動きますか・・・以前のままか変えて行くのか?それで生死が決まるのです。

地震は来ます。もう一度書きます。地震は来るのです。

祐天寺の盆踊りの話