AMラジオのニッポン放送で平日の11時から『テレフォン人生相談』をやっています。いろんな方々の様々な悩みに、進行役と解決策を導く先生がタッグを組んで立ち向かいます。
私が休みや家にいるとき、または仕事中でも(車両での移動中など)聞ける状況であれば必ず聞きます。とても勉強になります。
悩みと言っても千差万別。そんなことで悩むの??と思うようなことから、それはそれはヘヴィなものまで・・・だいたいはお金の問題(遺産や相続)か家庭事情(子育ての悩みや親が子離れしていないなど)が多いです。これを聞くと、人に話を聞いてもらうって大事だなあ〜と思うのです。ひとりで抱え込む人がどれだけ多いか・・・
かつては児玉清さんや市川森一さんも進行役で出ていましたが、お二人とも鬼籍に入られました。児玉清さんの進行などとても落ち着いていて好きでした。加藤諦三さんの回は、最後に必ず短いひと言があります。それがまた深い!!大事なことって短かいんですね。その言葉は時にあたたかく、時に「え!?」と胸をえぐり、そのまま番組が終わったりします。いつか聞いた回で、まったく人の話を聞かないおばさんが相談者で、加藤さんや回答者の話を受けつけずに自分(の正当性)ばかりを主張して、最後には怒って一方的に電話を切った時がありました。その時の加藤さんが大人でしたね。
「コミュニケーション出来ない人は、人間との距離感がありません」
ラジオの前で拍手しました。あのおばさんの態度では直るものも直りません。教師を38年間しているといっていたあのおばさん、いまも元気なのでしょうか?
明日も聞きます。