ギターを買ったのは何年ぶりでしょうか。最初は高校生の時にアルバイトのお金で買ったモーリスのトルネード。ピックアップが付いていて文化祭などで活躍してくれました(現在私の兄が使用)。二本目がいまメインで使っているマーチンのD35。本当にいろんな所へ一緒に行きました。必ず隣にいてくれた気がします。嬉しい時も哀しい時も・・
初めてのギブソンはJ50。限定版のマーチンD40と一緒に買いましたが、ギブソン君は友人に貸したきり行方不明に。このマーチン君も引っ越しの際の財源と化しました。デザインに一目惚れして買ったのはギブソンのスターバースト。色がとても綺麗です。最近やっと少し鳴るようになりました。ギルドの一本目がDF55。よく鳴りましたが、こちらも売ってしまいました。持ち運びに便利なよう小型ギターが二本、マーチンのバックパッカーとヤマハの小さいギターもあります。ちょこっと持って行きたいときは重宝します。
こう書き出してみると、だいたいのギターメーカーにお世話になっていますね。そして今回ギルドD55が仲間入り。たぶん本気ギターとしては10年ぶりくらいだと思います。買うまで悩みましたが、楽しみでもありました。好きな異性が出来たときと同じです。寝ても覚めても相手のこと(今回はギター)を考えてしまうのです。気になって気になって仕方なくなる。そのうち手元に置きたくなって・・
購入の決め手になったのは楽器店のマスターの一言でした。何回か試し弾きしてるので、私のことは覚えられていました。仕事の帰りにギルドはまだあるのか聞こうとお店に電話したところ、
「ございますよ。お客様のことをずっとお待ちです」
ズギューン!!これで決定です。その足でお店に向かい、新恋人を抱えて帰りました。それから曲が出来ること出来ること。曲さえ出来ればプロデューサーは文句言いませんから。私も自分に求められるものがわかってますし、彼もそれを信じてくれているのです。マーチンとここまでの人生を歩いて来ました。人生の後半はこのギルドも大事な伴侶として共に歩きます。家族や仲間、かけがえのない友人たちとともに・・