最近思います。人生って『たのしむ』ものだと。
20代は“それは苦しいか?”って思いました。負荷や厳しさを求めてました。30代では“それは稼げるか”に変わりました。いかに効率よく稼げ、経費をかけないかに腐心しました。そして迎えた40代で“それはたのしいか”となりました。
どうあがいても、あと30年か40年で死ぬわけです。まだこの先を生きていないので分かりませんが、多分いまが体力的ピークだと思います。人間関係や私財はこれからも増やすことはできますが、体力は確実に落ちていきます。だからいまたのしまないといけません。
若い時はたのしむ術を知りません。かわしたり軽く受け流したりってできません。真っすぐぶつかってしまう。だから悩んだり異常に悔しがったり・・・(それが若さの良いところですがね)
いまも悩みがないとはいいませんが、20代のそれとは明らかに質が違います。まず生き方がどうこう、なんて考えない。だってもう生きてるんだから。自分ですべて背負うのもやめました。餅は餅屋といって、専門家に任せた方が早いし質も良いのです。欠点を克服するのもやめました。それよりも長所を伸ばす。欠点が克服されるまで悠長に待てるほど人生は長くありません。長所を伸ばしたほうが早く結果が出ます。
自分は何も持っていない・・・なんて思うのは早計です。笑顔を磨くんです。姿勢を正すのです。声を磨いたっていい。「おはようございます」誰よりも大きな声で言うんです。それが長所になります。“◯◯さんの挨拶は気持ちがいいねえ”とか“笑顔がいいね”なんて言われて印象アップです。できることをすぐやるんです。できないことはできない、当たり前の話。
いま行なわれているオリンピックの選手たちは、自分の長所を伸ばした結果、試合に出てる訳でしょう?勝負出来ないところで勝負するはすがないのです。長所を磨く。これだけ。そしてたのしむ。最高の生き方です。