私の使っているギターはマーチンD35とギルドD55、ギブソンスターバーストなどですが、特にマーチンとはもう25年以上の付き合いになります。それを『ただの楽器』という歌にしました。ほかの人からすれば単なる傷だらけの汚い?ギターでしょうが、私にはそれはもう宝物。表現するのに必要な道具ですし、大事な相棒です。 弦を張っていますので彼らには大人の体重ほどのテンションが常にかかります。長く弾かない場合は弦を緩めますが、それ以外は張ったまま主人の私の帰りを待ってくれています。弾いていると摩耗する部分も出てくるので、近々調整に出します。しばしのお別れ。 つらいときも嬉しいときも常に一緒でした。ギターのボディには私の汗も涙もしみ込んでいます。でも『ただの楽器』なのです。ただの楽器ではない、ただの楽器です。
ただの楽器