釜石のある保育園のクリスマスイベントのお手伝いに行ってきました。2011年12月から参加していますので、もう3回目です。今回はすべてがスムーズで、搬入から設営からリハーサル(自分のはなかったですが泣)、開演してからも進行もすんなり行きました。先生方も慣れてきたのでしょうね。 最初、担当先生からは「一曲目に静かな歌、二曲目に盛り上がる歌を」と言われていました。すぐ曲は用意したのですが実際に釜石にはいり、前日の打ち合わせでお世話になっているTPAKのI氏から 「先生を是非盛り上げてもらいたいんです」 と言われて用意してきた曲では弱いと判断、急きょ先生の曲を作ることにしました。行きの電車内で何編か詞は書いてきたので、それを基に先生情報を収集してつなぎ合わせ、メロディーは会場で付けました。(こういう時間って結構充実して面白いです。とてもスリリング!)そして無事「チャーミーけいとGO!GO!」へとつなぐことができました。 どれだけの元気を伝えられたか分かりませんが、私もこうして釜石で元気をいただいているし、それはお互いさまです。私には与えられた時間と空間で歌うしかありません。そして一番は子供たちが喜んでくれること。これが全てですし何よりです。そのために一緒に行った高原さんにも踊っていただきましたし、私も一所懸命やります。いつか大きくなった子供が「あの時聴いた歌、楽しかったなあ」なんて思い返してくれる日が来たら、それはもうおじさん?としては嬉しい訳です。 最終日に鵜住居地区へ行きました。ちょうど防災センターが壊されていました。ここは「釜石の悲劇」の場所とされる、津波で200名もの方が犠牲になった所です。震災遺構として遺す/遺さないで議論されていましたが、ついに取り壊す運びに。複雑な気持ちで見ていました。 釜石市街も夏とはあまり変わっていない感じでしたが、巨大ショッピングモールが建設されようとしていました。雇用が200人できるというのは良いのですが、地元商店街への影響はどうなのでしょうか・・・釜石も変わっていくのかも知れません。 TPAKは10年間釜石への支援を続けると宣言していますので、私も同調します。つまり私の40代は釜石とともにあります。果たして50歳になっても「チャーミーけいと」を歌っているのか?楽しみでもあります。  
釜石行ってきました