行ったことありますでしょうか? “かわさき南部斎苑” 川崎市川崎区にある市民斎場です。火葬場が併設されているので、川崎市民のお客様がよく利用しています。私もしょっちゅう行きます。綺麗だし駐車場も広いし、使い勝手もそれほど悪くありません。
ここで質問です。 『式場は2Aです』 と聞かされて、皆さんならどこへ向かわれますか?大抵二階へ行くのではないでしょうか? しかしここの2A式場(及び2B式場)は一階にあります。二階にあるのは1A式場と1B式場です。このAとBという式場は真ん中の仕切りが外れて、大きな葬儀にも対応できるようになっています。 問題はこの数字部分。やはり感覚としては一階には1を、二階には2を付けてもらいたかった。実際、お参りのお客様が館内地図を見て迷われている。私も気がつけば 「1A式場は二階ですよ」 と伝えています。 この斎場の計画段階の業者への説明会で、「二階式場には2を付けるべきだ」という意見が出たといいます。しかし斎場側はこれを受け入れず、計画通りに進めました。お陰で会葬客が館内で迷う事態となりました。利用する側の感情が完全に抜けているのです。 あとここの斎場で思うのは、駐車場の警備員さんはやたら目につくのに、館内の警備員が一人しかいないこと。ただこの人も見回りにしょっちゅう出てしまうので、実質我々業者が館内で困った方の相手をしています。私たちも自分のお客様で精一杯なので、ほかのお客様まで正直なところ気が回りません。 申し訳ないのですが、駐車場係があれほどの人数が必要な仕事とはここでは到底思えない。館内の案内に少し人数を割いてもらえると、非常に助かると個人的には思っています。 これから“大火葬時代”に突入します。きっといままで通りのやり方では追いつかなくなります。「お役所の仕事」をしていたのでは間に合わないのです。 いつか気づくのですかね?(泣)
誰も書かなかった葬儀のお話・・『かわさき南部斎苑の怪』編