いまなんだか良い状態です。仕事はややヒマなのですが、かろうじてやっていられるのはこのおかげです。
ひとつ一つは小さなことなのですが、細かい部分で“ツいて”るのです。(ちょこっと走っただけでちょうど電車に乗れた・しかも目的地止まりの電車で空いている)(なかなか会えない友人とその日に限って時間が出来てその日に限って飲める)(いいことあるなーという予感があると必ず当たる)とかです。
相手の言動がだいたい分かります。物事の結末が読めます。いつもなら行っていないのに、「今日は行ってみようか」という気分になって行ってみるとこれで楽しかったり。「あの人はこう来そうだから。私はこっち行けばぶつからないな」とか感じます。
宝くじ当たったとか大口の顧客が出来たとか、そういうのではありません(宝くじに当たっても公言なんてしません)。でもこういうことの積み重ねで人生は進んで行くのではないでしょうか?だから一つ一つを大事にし、感謝し、受け入れていくことでコマを次に進ませられる。
サッカーの本田圭祐選手が新しいフリーキックをするためのシューズを契約メーカーに注文しました。何度も改善を重ねてシューズは作られます。そしてキックが完成に近づく。そのシューズに対して彼は「違和感は確かにある。でもこれは俺の挑戦なので、それを受け入れてやっていく」と言うのです。なるほど〜と思いました。新しいことをするために最初にあるのは“心地よさ”ではないんだなと。やはり困難や壁があり、それを乗り越える努力を重ねることで、物事は動くのだなと。ガリレオを見よ、ライト兄弟を見よ、ピカソを見よ、ってな訳です。最初は困難で、それをあとから真似るのはた易いのです。
先に走る者だけが見える景色って、あると思います。