先日、TVで“世界の葬儀”というのをやっていたので見ました。 日本では考えられない色んな風習・慣習がありました。
ガーナでは生前自分の好きだったものを型どった棺(ひつぎ)に入れられるそうです。グランドピアノや革靴、飛行機や拳銃(意味わからん)、携帯電話型の棺もありました。すべて特注でひとつひとつ手作りです。 台湾では会葬客を呼ぶ為に若い女の子のダンサー(番組では“ストリッパー”と表現してました)を呼んで、葬列の車の上で踊らせるそうです。最近は人目を気にするようになって、ブラスバンドを呼んで葬儀で演奏するのだそうです。いずれにせよ派手ですね〜 インドネシアのバリ島では“御神輿葬”といって、ヒンドゥー教徒の葬儀は棺を乗せた大きな御神輿を大勢で担ぎ、牛のオブジェとともに観衆の前で火葬!していました。きっと宗教的な意味があるのでしょうが、ひと財産使ってしまうそうです。 ナイジェリアの葬儀では、参列者に故人の顔がプリントされたTシャツが配られます。ちょっとしたコンサート気分? 米・ロサンゼルスでは“ドライブスルー”式の葬儀があります。車が式場の前に到着すると、カーテンが開いて車に乗ったまま故人と対面が出来ます。少し寂しい気がしますが、脚の悪いお年寄りなどには好評なんだそうです。確かに車を降りたり乗ったりって面倒ですからね。「なるほど〜」と思いました。 同じく米・ニューオリンズでは、ジャズを演奏しながら棺が街なかを練り歩き、魂が解放され天国へ行くことをお祝いします。さすがジャズ発祥の地です。明るい感じでいいですね。 私も拙い知恵を絞って日夜葬儀の事を考えていますが、世界の葬儀にもたくさんアイデアや想いがあると思いました。どうも考えが凝り固まっていたようです。ここは反省ですね。。 葬儀はまだまだ深いです。 *友引毎に更新
誰も書かなかった葬儀のお話 ・・『世界の葬儀』編