自分でも忘れないように(笑)、みながわ流・効果的作曲法を記しておきます。
<どうも納得のいく曲が付けられない時は次を方法を試すべし>
1)シンプルにする
いくつも言いたいことがあると、軸がブレてお客さんに伝えたいことが伝えられません。思いきって詞をカットすると、何か見えます(部屋を掃除するのと同じです)。ほとんどはこれで解決するでしょう。(たとえ軸がブレても曲が面白ければ私は構わないと思っています。曲もつまらない・伝えたいことも伝わらないのであれば、やはりシンプルにすべきです)
2)曲を思いきり変えてみる
曲調を変えるといいましょうか・・悲しい歌をアップテンポにするとか、陽気なテーマを地味に歌うとか・・要は発想の転換です。曲に詰まる時はだいたいは考える方向が凝り固まっていますから、それをほぐすのです。これも効果的ですね。
3)日にちを置いてみる
その時は分からなかったことが、後日気づくことがあります。でも何日も置けるってことは、言いたいことがその程度のことだったりします(辛口ですが、本当に言いたいならばその場で書きたいと思うからです)。
4)捨ててみる
本当に捨てがたい曲(テーマ)ならば、後々になっても何かの拍子で思い出したり見つかったりして完成されます。そこを信じて一度捨ててみます。縁があれば思いもがけない形で再会するはずです。
“輪廻転生”ならぬ“輪廻転歌”とでもいいましょうか..
人間(作曲者)の本能とは大したもので、どうしても作りたい曲ならばどうしても完成させようとします。それが誰かに望まれようと望まれまいと作ります。そこを信じて信じ抜くことが、私は才能だと思っています。
「根本的な才能とは、自分に何かが出来ると信じることである。」(ジョン・レノン)