歳神様の迎え方

今年もあと今日を入れて5日・・   来年は平成28年です。 当時の故・小渕官房長官が “平成”   とフリップを掲げてからもう28年！ 阿藤快さんじゃないですが 「なんだかなあ」 ・・・ですね。   来たる2016年に向けて大掃除はいかがですか？ 普段掃除機をかけないような場所にもノズルを突っ込んでホコリを吸って吸いまくりましょう。それらは突き詰めたら私たちが吐き出した老廃物。んなもん、いつまでも一緒にいたらいけません。GET OUTです。 窓も雑巾で吹きまくり。トイレや玄関も磨きます。 そして捨てられるものは捨ててしまいましょう。とてもすっきりします。 すっきりすると同時に「何か必要なのか」が分かります。   新年を迎える（歳神様を迎える）用意はいかがですか？ 門松は歳神様が降りてくる目印です。 しめ縄はその神聖な場所をあらわします。   歳神様は初日の出と共に現れるという言い伝えから、日本では昔から初日の出をとても重要なものと位置付けてきました。 歳神様は高い山から下ってやってくるという話から、山の上で見る初日の出を『ご来光』と言って特に大切にしてきました。   鏡餅は来て下さった歳神様が拠り所にする場所です。歳神様が持ってきて下さったエネルギーを鏡開き（1月11日）で我々がいただくのです。ありがたいではありませんか。   新年の準備は28日までにするか30日におこないます。29日は「苦」につながるというので好ましくありません。31日（大晦日）におこなうのは“一夜飾り”といって、慌ただしいので避けます。 29日は「2」と「9」で“福”だからいいとかいう輩がいますが、29日にできるのなら28日でも30日でもできます。29日はきっと肉が安く売ってますからそちらを買いましょう笑。   ちなみに来年の恵方は「南南東」です。節分には恵方巻にかじりついてはいかがでしょうか？ 私は「神頼み」というのは嫌いではありません。でも何の努力もなしに向こうから来ることは（人であれ仕事であれ運であれ）絶対に、ゼッタイにあり得ないと思っています。   良いことがあった人も、悪いことが重なった人も、新年は生きてさえいれば必ず来ます。 人は人によって生き、生かされているのです。