いよいよ梅雨らしい天気になりました。この数日は雨だそうです。外で仕事のある方は大変ですが、梅雨は雨が降る時期なので仕方ない。雨が降らなければ農作物が育たないし、飲料水も確保できません。

天気が悪いからといって葬儀は延期できません。正確には出来ないこともないのですが、諸々のキャンセル代がかかる上、通達を出していた場合は会葬の方がその日付に来てしまいます。前日になって急遽葬儀会場を変えたご喪家がいらっしゃいましたが、変更の通達が間に合わず変更前の会場にいらっしゃった会葬客のために、送迎用のマイクロバスを用意しました。その分の費用が嵩みます。

私が天気で一番困るのは、なんといっても『雪』です。雨も困りますが、雪の方がタチが悪い(笑)。雨は大体イメージできるのですが、雪はその量や降り方が想像がしづらい。通常の葬儀で霊柩車やマイクロバスは、出棺の30分くらい前に式場に到着しますが、雪の日などは開式より前に到着したりします。

雪は早め早めです。以前、精進落としのお食事を運ぶ車が大渋滞にハマってしまい、かなり遅刻して来たことがあります。都心は雪に弱いのです。この時ばかりは喪主様も「仕方ないよ」と苦笑いされました。心の大きな方で助かった記憶があります。雪は何といっても会葬の方が滑って怪我することが一番の心配です。出棺して皆さんがお帰りになるまで気が抜けません。雨もですが、雪は特に注意が必要です。

この数日間は雨を楽しみましょうか。どうか水不足が解消されますように・・・

天気と葬儀