めちゃくちゃ面白いです!モーニングで連載中の『僕はビートルズ』(かわぐちかいじ 原作:藤井哲夫)。ちょっと時間を潰さないといけなくてまんが喫茶に入り、漫画好きの兄貴が面白いと言っていたのを思い出してコミックスを手にしたら・・もう止まらない。一気に八巻まで読みました。
ビートルズのバンドコピーをしている現代の若者が、ビートルズがデビューする以前の東京にタイムスリップする所から物語は始まります。細かい設定にも唸りましたし、要所要所でするどいセリフがあったりします(例「想いがあるから、オリジナル曲は書けるんだ!」※意訳です)。私はたぶん、ずっとニヤニヤしながら読んでいたと思います。ファンはもちろん、ビートルズを知らなくてもこれなら楽しめると思います。
私からしたら、ビートルズを聴いていないというのは逆にこれから聴けて羨ましいという感じ。最近はKARA漬けの毎日でしたが、この漫画のおかげでまた基本?に戻ってきました(引き続きKARAも聴きますが)。デビュー当時“シャウト”していたバンドは“手を握りたい”と恋を歌い、大観衆の前で“助けて”と叫んだのちに“いちご畑”に“トリップ”。世界同時中継では“愛”を歌い、元いた場所に“戻った”ら、“長く険しい道”に消えていくんです。この化学変化に要した時間はたった7年間。結果、音楽業界に<革命>が起こりました。
デビュー50周年の今年、きっと何かありますね。とりあえずはアノ映画のDVD化かな・・??