クリント・イーストウッド監督/主演の『グラン・トリノ』という映画を観ました。(日本公開2009年)何気なく借りたのですが、意外に良かったです。イーストウッド扮するウォルトが所有するオールドカーのグラン・トリノ(1972〜76に生産されたフォードトリノのこと)を介し、隣家の少年タオと心を交わし合います。戦争での自分の行いをずっと悔やんでいたウォルトは、最後自分の“死に場所”を探すために行動を起こします。

彼の映画は東洋人によく目が届いています。静かな中に熱い想いが見え隠れします。私にとっての『グラン・トリノ』はなんだろうと思いました。

グラン・トリノ