今年の春分の日は21日。これが彼岸の中日(ちゅうにち)で、この前後の三日間、合計七日間を「お彼岸」として、お墓参りをしてご先祖を偲び感謝します。春分の日というのは日にちが決まっていないそうで、前年の二月に決定されるんだとか。この日は昼間と夜が同じ長さになります。そんな計算の都合もあるのでしょうか。 この時期と9月のお彼岸の頃は、太陽は真西から上り真西に沈む事から浄土信仰が生まれ、ご先祖様を敬う日になったそうです。といいながら、私は結局このお彼岸中、忙しくてお墓参りに行けませんでした。五月に母の命日があるので、その時にカーネーション持って行こうと思います。 ただこの連休中は事故が相次ぎ、首都高速脇で火事があって通行止めになったり、三浦沖でタンカーが衝突してオイルが漏れがあったりとやや不穏な“気”を感じます。首都直下地震に備えつつ、その備えが杞憂に終わればいいと祈りながら、今日、この瞬間を生きます。
お彼岸の話