http://myhappi.jp/wp-content/uploads/2015/09/wedding-hall01.jpg 生きてるうちにすること三つ・・ 1)写真を撮っておくこと 2)かかりつけ医師と出会うこと 3)葬儀社と仲良くなっておくこと(話だけでも聞いておく) を私は進言しています。すべてご自身やご身内が亡くなったときに直結します。   葬儀における事前相談とは、いざどなたかが亡くなった時に慌てないないために、前もって葬儀の流れや内容を聞いたり、金額を確認したりすることです。 場所は葬儀屋がご自宅へ伺う場合が多いですが、喫茶店などで行なったり、火葬場でお会いして話しがてら実際に現場を見る時もあります。 先日、あるお宅へ事前相談に行きました。 だいたいは「母が高齢なので」とご子息様とか「主人が入院中で」と奥様が話を聞かれたりとかが多いのですが、今回はご本人からの相談でした。 「私が死んだときのために聞いておきたい」 と、私の真っ正面に座り、段取りやもしものときの流れに耳を傾けられます。高齢なので同じ話を何回もしたり、私も同じ質問に何度も応えたりしながら進めます。ご本人を前にしてのお話でしたので、私も最初は遠慮がちに話していましたが、なかなか話が伝えづらくなったので、途中から 「お父さんの柩がここで、前にお参りの道具を飾って・・」 と、開き直って?話しました。隣で奥様も同席され、時折頷かれています。 ご主人も納得されたようで、見送って下さるときに握手までくださいました。(こういう方って、本当にあたたかい手しています) 良い葬儀社の見分け方は、事前見積もりを頼むと一発でわかります。 説明を面倒くさがったり、嫌々やるような会社なら避けた方が良いです(当たり前ですよね)。担当者との相性もあります。あの会社に頼みたいが、あの担当者はちょっと・・という場合もあります。そういう意味でも前もって会っておくのは悪くないと思います。 見積もりは無料です。必ずお世話になりますから話だけでも聞いてみると良いです。そこに頼む/頼まないはあとで考えれば良いのです。 “その時”になってからでは遅いです。葬儀のことは笑って話せるうちに考えるのがミソです。重篤な状態になってから葬儀を考えるのは、とても辛いと思います。 ご家族には良い葬儀社というか、良い担当者と出会って欲しいのです。  
誰も書かなかった葬儀のお話『事前相談編』