アナフィラキシーショックを起して入院されていた叶姉妹の妹・美香さんが先日退院されました。 姉の恭子さんがブログを更新してファンに感謝の気持ちを伝えていましたね。とても仲良しです。 叶姉妹のおかげ?で良くも悪くも認知が広がった 『アナフィラキシーショック』 という言葉ですが、下手をすると死亡事故にもつながりかねません。 私たちはアナフィラキシーショックをを軽視すべきではないと思います。 (日本人は年間で50〜90人死亡しているそうです) このアナフィラキシーショック・・つまりは特定の起因物質により引き起こされた全身性のアレルギー反応のことです。 それに触れたり、摂取したりすることでアレルギー症状が出てしまうのです。 例えば食べ物だと鶏卵/牛乳/そば/ピーナッツなどを食べた時に起こります。 動物ですと蜂の毒によるアレルギーがあります。ハムスターに噛まれることで起きることもあります。 薬物だとペニシリンなどの抗生物質、アスピリンなどの解熱鎮痛剤、抗てんかん薬の頻度が多いようです。 また天然ゴム(ラテックス)アレルギーもあります。ラテックスはゴムノキの樹液に含まれている成分で、手術用のゴム手袋に含まれていたり、風船や避妊具、ゴム草履など日用品にも含まれています。 このラテックスアレルギーがあると、バナナ/アボカド/キウイからもアレルギーを起したりします。 ちなみに叶美香さんは症状の前に、大量の咳止めドロップを飲んでいたようです。 症状としては じんましんが出る/皮膚が赤くなる/まぶたが腫れる などのほか、 呼吸の乱れ/せき/血圧の低下/失禁 などがあります。 対処法としては、 原因となった食物や蜂の針は取りのぞく→あお向けに寝かせて足を高くして楽な体勢をとる→嘔吐がある場合は顔を横にして吐いたものを喉に詰まらせないようにする→急いで医師の診療を受ける のが良策。まずは慌てないでくださいね。 対策としては何より自分の敵(原因=アレルゲン)を知ることです。 検査や試験で分かるものもあります。 摂取する時はお店なら店員さんに訊いたり、袋などに記載されている品目を確かめます。 また過去に強いアナフィラキシーの経験があれば、必要に応じてアナフィラキシー補助治療薬を携帯しておくと安心です。 忙しい年末年始も、己の身は己で守りましょう= <画像のURLは> http://ameblo.jp/atopiclass/entry-11053013377.html
アナフィラキシーショックとは?その症状と対策