釜石より戻りました。あっという間の三日間…いろんなドラマがあり、出会いと別れがありました。 何より園のみなさん、お疲れ様でした。仕切ったR美先生、ご苦労様でした。TPAKのみなさん、売り子から作り手から案内役からお疲れ様でした。無事夕涼み会が終了しました。 私たちも初の屋内での夕涼み会でしたので勝手がわからず右往左往してしまいました。そして驚きのステージ出演時間30分繰り上がりで、一気にテンションは上がりました。この場所での最後の「チャーミーけいとゴーゴー」演奏は格別でした。 2011年の夕涼み会は開催にあたり、先生方のあいだでも開催か否かで紛糾したそうです。震災後4ヶ月・・まだそこらじゅう津波の傷跡だらけのころ。しかし「楽しみにしている園児がいるから」と開催が決まり、先生方の奔走が始まりました。横浜のNGOであるTPAKと園とつながりが出来、そこに私は『チャーミーけいとゴーゴー』を引っさげて参加しました。小雨が降って来たので屋外ステージは園二階の屋内へと場所を変え、そこで私は歌いました。すると園児の驚くべき反応があり、何かが切り開かれる予感がありました。同じ年の暮れのクリスマスキャロルでも『チャーミーけいと』に想像を遥かに越える反響がありました。夏にたった2回演奏しただけなのに、5ヶ月またいでも園児達は覚えていてくれたのです。こちらが感動してしまいました。・・以来毎夏/冬と釜石にお邪魔して、何かアイデアをひねり出してはラストに必ず『チャーミーけいと』を歌いました。 今回はその仮園舎での最後の夕涼み会でした。新曲『ロックンマチャミロール』でみんなで踊った後、『チャーミーけいとゴーゴー』を歌いました。ラストの「チャーミーけいと」のリフレインを「チャーミー松倉(=仮園舎がある地名)」にして歌いました。ステージ後、けいと園長が私のところに来て泣いて抱擁して下さいました。先生にもいろんな思いがこの園舎にはあったのだと想像されます。 来年4月に新園舎が完成(写真は建設中の新園舎)。次の夕涼み会は新園舎に移ります。といっても私は仮園舎での夕涼み会しか知りませんから、次はまったく新しい夕涼み会になります。園児も増えると言うことなので、呼んでいただけるならばぜひ伺いたいです。 今回も釜石の美味しいお酒と肴を食べ、お土産をいっぱい買わせていただきました。兄のところには毎年釜石のものを送っていて「美味い!」と好評です。 TPAKの皆さん、そして協力いただいた皆さんありがとうございました。先生方、くれぐれもお身体大切に。次は新園舎で『チャーミーけいと』を歌えたらと思います。
我が心の釜石