ますはこの方・・・

松井玲奈さんです。SKE48の中心メンバーであり、AKB48のメンバーも兼務する言わば『アイドルのなかのアイドル』とでも言いましょうか。彼女にとても惹かれています。一生懸命さが素敵。パシフィコ横浜での握手会でもステージ衣装そのままに、化粧など汗で飛んでいますが、ありあまる笑顔で接してくれました。(娘くらいの年齢ではありますが・・)本当に華奢なかわいい子でした。

いま「CDは売れなくなった」といっても、売れてるものは存在します。売り方が変わったのです。昔はお店で買うしかありませんでした。いまはインターネットという窓口が増えたので、これを使える人は街のCDショップでCDを買う価値を見つけられないように思えます。

今回の握手会イベントも、SKE48のあるCDの初回プレス盤にのみ封入されているチケットで参加が出来るのです。よってファンはこの初回プレス盤を買います。1チケットで1メンバーと握手できますので、メンバー複数と握手がしたければそれだけCDを複数枚購入するのです。これはもう戦略ですね。握手なんてほんの一瞬、1〜2秒ですよ。会話も何もあったもんじゃない。でもお気に入りのアイドルを間近に見られて一瞬でも会話が出来て握手して・・すごいアイデアですね。

だからお店で買っていただくには実際に品物を手に取ったりお店に来なきゃ味わえない“面白さ”が必要になります。ネットでの動画配信も簡単なので、単に演奏を見せるだけならば動画で済んでしまいます(本当は済みませんが)。

音楽媒体がレコードの頃はレコードジャケットそのものが魅力的でしたから、これは手に取って見たりしました。ローリングストーンズの『スティッキーフィンガーズ』なんて、小さなCDでは絶対に味わえないかっこいい傑作でした。ビートルズの『サージェントペパーズ』然り・・・部屋に飾ったりして鑑賞出来る訳です。ポスターが付いていたり双六が印刷されてたり、なんかわからない付け髭のセットがあったり・・レコードはレコードで魅力でした。

ネット配信が盛んと言っても、まだCDは必要媒体だと考えています。あとはその仕組みです。買っていただいた方に喜んでもらえ、且つ私たちも心豊かになれる方法は何か??パソコンがないご家庭でもCDデッキはあるでしょうから。

歌の内容はもちろん一番大事ですが、売り方を考えていくこと・・これも勝負ですね=

SKE48握手会から学ぶ