ラジオが聴ける環境である以上、できるだけ『テレフォン人生相談』を聴きます。まず私と知り合う機会のない方の人生が、ものの20分ほどで垣間見える貴重な機会と捉えています。相談者の第一声に耳を傾けます。第一声って大事だと思うのです。たまに声が出ていない人がいます。本当に元気が無いんだな、困っているんだなと思います。だから人生相談に来るのでしょうけど、だから困るのでしょうって思うんです。
困る人だから困るような事が起きるんです。悩むような人だからこそ、悩み事が降ってくる。神だか仏だか知りませんが、そういう人たちに「こいつを悩ませてもつまらないな」と思われたら、悩み事なんて降らせません。悩み事を降らせてもつまらなければ降らせません。
いつも笑っている人はそれを悩みだと思いません。「テスト」とか「ちょっとした試練」とか「楽しみ」とかに変換して越えちゃうんです。越えられなくてもかわしたり、スカッと忘れたりするんです。それで回避する。そういうように出来ている。忘れる用件なんて忘れられるようなことなので、ほっといていいんです。いつまでもチマチマ考えてはいけません。大事な事なら、その時絶対に何かしら対処してますから。
元気が一番。元気にして笑っていたら悩みなんか向こうからどこかへ行っちゃいます。悩みなんてほとんどが時間が解決します。第一印象は笑っていればいいんです。あとは勝手に相手が解釈します。そこが不祝儀な場所でない限り、笑うが良いです。笑うが勝ち。