今年も釜石保育園の夕涼み会を、横浜のNGO・TPAKさんの仲立ちで手伝ってきました。横浜から荷物満載のワゴン車を三人で交代で運転しながら釜石まで600キロ!!
前日はしとしと雨、夕方5時過ぎに釜石に到着して園で挨拶を済まして買い物をし、山盛りの刺身に舌鼓。早めに寝て翌日の本番に臨みます。
当日はなんとか雨は上がり、夕涼み会の準備を進めます。テントを立てたりテーブルや椅子を運んだり、食事の下ごしらえや飾り付け作業、草取りなどやることいっぱい。今年はボランティアが集まりづらく集合もバラバラだったため。徐々に仕事をこなす感じでした。
しかしだんだん集まってくる仲間たちの顔を見てみんな奮起して、先生方との連携もよくお祭りの準備は進みます。私はお化け屋敷とステージ担当で、司会の佐々先生やけいと園長とミーティングを重ね、夕方の出番を待ちます。
TPAKの房原君に協力してもらい、ヒゲダンスでシャボン玉ショーをやりました。いろんなものでシャボン玉を作っていくのですが、日中は風が吹いていたのに本番はパタッと止んでくれて、とてもいいパフォーマンスになりました。終わってすぐ歌のステージへ。『ガンバルゾ』とご存知『チャーミーけいとGO!GO!』を歌います。終わって袖に引っ込んだらけいと先生が駆け寄ってくださり握手をしました。
『チャーミーけいと』はそれこそ震災後初めての夕涼み会(この仮園舎で初の開催)で歌った歌ですから、先生も何か感慨深いものがあったのかもしれません。見に来ていた父兄の男性からも「“チャーミーけいと”楽しみにしてるよ!」と声をかけられました。こういう声かけは本当に嬉しいものです。
夕涼み会三回目にして先生方とも軽快なやり取りができるようになり、続けていく大切さを学びました。先生方にも余裕が見られ、いままでで一番の結束力を感じました。そして子供たちの笑顔と元気な声・・・これが何より最大の希望であり勇気です。
次は12月のクリスマスキャロルです。またネタを考えないといけませんが、そんなのは復興を目指す方からすれば苦労でも何でもありません。
釜石、また行きます。園のみなさん、TPAKのみなさん、ありがとうございました=