作曲パートナーのあべじゅんさんの講演が、全国に飛び火しつつあります。先週は京都で、来週は千葉で行われます。 彼女は3・11時以降の介護現場を伝えるある講演で一曲歌を披露したことから、講演中に歌うことを思いつきます。私もそれはいいアイデアだと賛同し、彼女はそのようなプログラムを考えました。一時間半の講演だとしたら途中途中に歌を6〜7曲入れてアクセントを付けます。歌の完成度と講演内容とが化学反応を起こし絶大な相乗効果を生み出します。ただの講演でもなくコンサートでもない、新しいジャンルの開拓です。 行われる場所はだいたい介護や看護の教育機関や勉強会などです。いままでも年に何度か呼ばれていましたが、ここにきて数が眼に見えて増えています。一度講演を聴いた方が「これはうちの所でもやりたい!」と声をかけて下さるのです。私も行ける限りは同行して演奏の手伝いをします。するとあべさんは歌と話に集中できるのです。 内容が面白ければ良いのですが、講演って結構眠くなったりしませんか?(失礼!)あべさんはこれに歌がはいるので、目覚めにもなるしよりより伝えやすいのです。 もし機会がありましたらあべさんの講演を聴いてください。日本が迎える高齢社会に一席を投じる内容です。いま災害が起こったらあなたはどうするのか?国の対応は?役所の対応は?これは福島にとどまらない、誰にでもどこにでも起き得る事態なのです。
あべじゅん講演